更新情報
金融相談会開催のお知らせ
2025-10-15
重要
日本政策金融公庫による金融相談会を開催いたします。
令和7年11月12日(水)に商工会において金融相談会「1日公庫」を開催いたします。
資金繰りについて相談をご希望される会員事業所の方は、下部に掲載している申込書にご記載の上、FAXまたは商工会までご持参にてお申込みください。
新聞やニュースにおいて、「インフレ」や「金利」といった言葉がよく飛び交うようになりました。
特に金利につきましては、日常生活の中ではあまり馴染みのない部分かと思われますので、その決まり方や影響などについて、少し説明を記載いたします。
【金利はどうやって決まるの?】
最近、銀行のローン金利や、定期預金の金利が大きく上がってきていますね。
市中の銀行などがこうした金利を定める時に基準にする金利を「政策金利」と呼び、日本では「無担保コールレート翌日物」がこれにあたります。
現在、日本の中央銀行である日本銀行は、この金利を0.5%程度に誘導するよう金融政策を運営しています。
【なにに関係してくるの?】
では日本で金利が上がって、アメリカで金利が下がったら一体どういう影響があるのでしょうか。
たとえば「日本の銀行に預けて預金すれば利息で儲かるぞ!」といった考えを持つ人がいたとすると、まずは手持ちのお金を「円」にしないといけません。
同じように「円」が欲しい人が増えれば、競争ですから、円の価値は上がる=つまり「円高」に向かって動く、ということが想定されます。
すると、海外貿易が多い企業の売上にも影響が出てしまいそうですよね。
【まとめ】
金利は経済全体に波及する重要な要素であり、為替や企業活動、個人の資産運用にも影響を与えます。
これらは密接かつ複雑に関係しているため「こうだからこうだ!」とはならないのが難しいところですが、この説明がその基本的な仕組みを理解する一助となれば幸いです。

